テクノインストラクター 職業訓練指導員

テクノインストラクターとは

ハロートレーニング等で受講者に、
技能・技術の指導によるスキルアップの支援や

キャリアコンサルティングによる就職支援を行う、

法律(職業能力開発促進法)に基づく『専門職』です。

都道府県や独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構が
設置・運営する
公共職業能力開発施設で
活躍しています。

ハロートレーニング(公的職業訓練)とは

希望する職種に就くために必要な職業スキルや
知識などを
習得することができる公的制度です。
失業中の方だけでなく、障害をお持ちの方、
高等学校卒業者の方、
スキルアップを目指す
在職中の方向けの訓練もあります。

「テクノインストラクター」をシンプルに解説します

テクノインストラクターとは

テクノインストラクターの魅力

受講者のスキルアップから就職活動までをサポート、
日々感謝され「働きがい」があります

技術革新に対応するため、自ら学び、成長を続ける
「やりがい」があります

自ら習得した技能・技術によって受講者の技能を向上させる
「未来を切り開く希望」があります

法律(職業能力開発促進法)に基づく専門職なので
「安定感」があります

技で未来を切り開く
テクノインストラクターの新たな挑戦

テクノインストラクター紹介

神﨑 啓太郎さんの画像

ポリテクセンター兵庫
ビル管理技術科

神﨑 啓太郎さん

疑似体験を通じ、
現場で役立つ問題解決力を育む。

神﨑さんは訓練を行う際、専門的技術・技能を講義形式で教えるだけでなく、現場で発生するトラブルを疑似的に発生させ、その原因の究明から解決方法までを考えてもらう、より実践的な課題解決型の実習を取り入れています。これにより、現場で役立つ問題解決力を養えるため、修了生は現場で自信を持って働くことができ、活躍もできます。
また、訓練教材の開発にも力を注いでいます。平成28年度には、「漏電」をテーマにした教材「チラクールとメガープラグ」を開発。全国のテクノインストラクターが応募する職業訓練教材コンクールで、厚生労働大臣賞(特選)を受賞しました。この教材は、訓練生同士がゲーム感覚で漏電箇所を探すことができるため、楽しく安全に学ぶことができます。

髙貝 嘉明さんの画像

静岡県経済産業部
職業能力開発課
(前所属:沼津技術専門校)

髙貝 嘉明さん

自らを磨き続けることで、
訓練生とともに成長する。

県立技術専門校は、地域企業の生産現場で活躍する技術者・技能者を育成している。髙貝さんは、訓練生がものづくりの面白さと難しさに気付き、自ら考え、試行錯誤することが技術・技能の習得には不可欠であると考えています。このため、指導員が率先して常に学び続ける必要性を感じ、自身も一級技能士(旋盤)に挑戦し取得しました。確かな技術・技能と指導力に加え、それらを追及する情熱が「ものづくり」と「人づくり」には不可欠だといいます。
現在は、県庁で県全体の職業訓練の企画や、新たに開校する短期大学校の準備に携わる一方、技能グランプリに出場するなど、短期大学校での「人づくり」に備え、自らを磨き続けています。