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令和5年度 訓練技法習得コース 修了生

テクノインストラクター(職業訓練指導員)になろうと思ったきっかけは何ですか?
  •  能開大の先生で、難しいことをわかりやすく説明し、学生から頼られている目標となる方に出会ったことが、志望理由の一つです。また、サークル活動で後輩の勉強会を手伝った際、「説明がわかりやすい」と感謝された経験から、人に知識を伝えることに喜びを感じるようになりました。能開大で学んだことを、今度は自分が訓練生に伝えていきたいと思ったため、指導員を志望しました。
  • 私はカレッジ出身ですが、就職を考えた際、設計や加工といった一つの業種に絞ることができず、どちらもやりたいと考えていました。指導員になるという道を知り、人に教えるために今後も製図や加工どちらもできることに魅力を感じました。また、ポリテクカレッジ在学中に、同期がものづくりを学び就職していく姿を見て、人に知識や技能を教えるだけでなく、就職活動を支援する点に大きなやりがいがあると感じ、志望しました。
  • 誰かの役に立ち、人を支えるような仕事に就きたいという思いがあり、高齢・障害・求職者の雇用を支援できるJEEDに魅力を感じました。高校から建築を学んでいたため、その知識を活かしつつ、人に教える仕事に就きたいと考えていました。また、全国転勤があるため、仕事をしつつ、プライベートではその地の歴史や文化を学ぶことができることも、指導員を志望した理由の一つです。
受講中、大変だったことは何ですか?また、それをどう乗り越えましたか?
  •  最も大変だったことは、指導員にとって重要な作業である指導案の作成です。目的や目標を明確にし、訓練のシナリオを作る作業が慣れず、とても難航しました。これを乗り越えるため、周りの同期とお互いに意見を出しあい、何度も指導案を書き直すことで、納得のいく指導案を作成できるようになりました。また、課題が業務時間内に終わらない時も、同期の間でお互いに励ましあいながら乗り越えることができました。
  • 施設実習中の「訓練生に対する授業の実施」が非常に不安でした。克服するため、訓練生に身近な感覚を得てもらうよう積極的にコミュニケーションをとり、正直な評価を得ました。また、訓練生からの質問に答えられない時は、素直に「わからない」ことを伝え、調べて回答することが大切だと先輩指導員から教わり実践しました。課題が業務時間内に終わらないこともありましたが、同期同士で助け合いながら乗り越えました。
  • 職業大のある東京という新しい環境での生活に慣れることが大変でした。慣れない環境によるストレスが心身に影響を及ぼす前に、自身のメンテナンスに力を入れて乗り越えました。食事と運動に費用をかけ、自己管理を行い、仕事に集中できるよう努めました。また、業務で使用するPCの使用方法など、事前のオリエンテーションだけでは不足する点は、研究学域生などに聞くことで解決し、業務を進めることができました。
テクノインストラクター(職業訓練指導員)を目指す方へ、メッセージをお願いします!
  •  指導員になって感じたのは、専門分野の知識や技術以上に、人とのコミュニケーション能力が大事だということです。授業の説明だけでなく、訓練生に興味を持ってもらうための雑談や接し方など、人間力が重要になります。訓練生が自分が教えた知識や技能を習得していく姿には達成感があり、訓練生の人生に携わる大きなやりがいを感じられます。人と話すのが好きな方は、話し相手がたくさんいる職場になってますので、楽しく働けるでしょう。
  • 指導員は自身のスキルを高める時間が多くあり、仕事と自己研鑽を同時に行うことができる素晴らしい職業です。特に技能検定等の取得を目指す方は、設備が整った環境で勉強でき、技能検定を持つ先輩指導員から豊富なアドバイスがもらえるため、自分を高めていける環境です。また、指導員の仕事は、ものづくりの現場と違い、直接人の手助けをすることのできる仕事であり、ダイレクトなフィードバックを得られるのでやりがいを感じる場面が多いと感じます。
  • 能開大出身者として感じることですが、職業訓練指導員とは、能開大で学んでいる内容を訓練生に教える仕事です。勉強を重ねることで、能開大で学んだ以上に専門分野の内容について詳しくなれます。訓練生は多様な前職や経験を持っているので、対話を通じて、自分自身の価値観も広げることができます。うまく教える自信が無い方でも心配いりません。職業大での訓練や、先輩指導員がお手本になってくれるので安心してください。誰かのために働きたい人に向いている職業です。