地域・国際・社会貢献
【重要なお知らせ】令和7年度入学生から専攻名称が変更となります。詳しくはこちら
令和7年度 訓練技法習得コース 修了生
テクノインストラクター(職業訓練指導員)になろうと思ったきっかけは何ですか?
- 高校生の頃、機械の操作方法などを教えた友人から「ありがとう」と感謝された経験が忘れられず、教える仕事に就きたいと考えました。また、能開大在学時に指導員の先生方が楽しそうに授業をしているのを見て、仕事をしながら自身のスキルアップができる職業だと感じたのがきっかけです。
- 都道府県の職業訓練校やポリテクカレッジで出会った職業訓練指導員の先生の姿を見て興味を抱いたのがきっかけです。ものづくりの楽しさや機械加工の奥深さを知ることができたため、自分も教える立場になって誰かを導いていきたいと思いました。
- これまでに培った技能・技術や専門性を活かせると感じたほかに、私は声が大きいので職業訓練指導員に向いていると思いました。
受講中、大変だったことは何ですか?また、それをどう乗り越えましたか?
- 「授業の行い方を学ぶ授業」や「受講生と関わる際のコミュニケーション方法」などこれまで経験したことのない、初めて取り組む内容が多くあり、どうすればよい授業が作れるか、良いコミュニケーションがとれるかを考えることに苦戦しました。行き詰った際は、同じコースの受講生たちと一緒に考えるなど、協力して課題に取り組みました。一人では思いつかなかった意見を出し合うことで、乗り越えることができました。
- どの科目も明確な正解が存在しないものばかりのため、講義で学んだことを取り入れつつ、自分が正解だと思う考えを出力することが難しかったです。他の受講生や先生方に相談して色々な視点からの意見をもらい、講義で学んだ手順をもとに少しずつ取り組むことで解決していきました。
- 22年間地方で生活していたため、東京での生活に慣れるのにとても時間がかかりました(食事・通勤・人の多さなど)。様々なところへ一緒に行くなど同期と積極的にコミュニケーションを取ることで、新しい環境に慣れていきました。
テクノインストラクター(職業訓練指導員)を目指す方へ、メッセージをお願いします!
- 職業訓練指導員として「教える」立場に立つと「どのように説明すると相手は理解してくれるか?」を考えるようになりました。学生の内から、友人と会話する際にそうしことを考えながら生活することで、自身の経験値として蓄積できます。その経験値は、指導員だけでなく民間企業やいかなる環境で活躍する際にも使える能力ですので、大切にして欲しいと感じます。
- 授業で人に教えたり、就職活動に係る支援を行ったりするのは大変な仕事です。ですが、少しずつ業務に慣れていけるように先輩方や上司が手厚いサポートをしてくれて、またプライベートの時間を確保しやすいので心身のリフレッシュを十分に行えます。そしてなにより、職業訓練指導員はとてもやりがいがあり、長く続けていける職業です。これまで培ってきたスキルをフルに活かして、充実した職業人生を送りたい方はぜひ目指してみてください。お待ちしております!
- 「ものづくり業界に挑戦したい」というような思いを持つ人が、全く異なる業界から新しい一歩を踏み出す瞬間に立ち会えることが、職業訓練指導員の最大のやりがいの一つだと思います。指導員は単に教える人ではなく、人生の転機を支える存在です。また、指導員自身も常に学び続ける立場にあります。ポリテクセンターなどの施設には多くの機器が整備され、学びの環境としても最高です。「自分の成長が、誰かの未来を支える」——そんな職業訓練指導員を目指してみませんか?
