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一般教育・生産マネジメント科目

「ものづくり」の基礎はもちろん信頼される社会人としての基礎も築きます

一般教育科目は、すべての学生が共通して学ぶカリキュラムで、専門科目にスムーズに繋げます。自然科学の基礎的知識から、技術者・技能者としての社会認識の基礎知識や一般常識、グローバル社会で生き抜く語学力、さらに個人の健康管理の方法にいたるまで、これからの「ものづくり」学習の基礎知識と並行して社会生活のための基礎知識を身に付けます。
また、生産マネジメント科目では、将来、生産現場で指導的な役割を担うことができる人材の育成を目指します。生産現場を想定したカリキュラムを段階的に学ぶことによって、工場の計画や運営管理に関する実践的な知識の習得が可能です。さらに、ケーススタディによるグループ演習を通じて、経営的感覚を有する生産現場の指導者に求められる素養を身に付けます。

一般教育・生産マネジメント科目シラバス(総合課程各専攻のシラバス一覧からご覧いただけます)

一般教育・生産マネジメント科目研究ユニット紹介

ユニット名 概要
安全ユニット

・ユニットの研究、専門分野

 安全確認→運転許可、不安・危険は停止(止まる・止める)の安全確認の原理を応用したインターロックシステムとW-SDSWorking Safety Sheet:作業の安全シート)を中心として安全作業手順の作成方法、人による安全確認・作業の安全性を行動分析学による評価等について研究しています。

・本学における主な教育活動の担当分野

指導員養成課程、指導員技能向上訓練、総合課程においては、安全工学特論、安全衛生指導法、安全衛生環境特論、機械安全、職場巡視、リスクアセスメント、KYT(危険予知)、生産安全工学、システム安全工学、安全管理工学、生産システム工学、産業機械などの講義・研修および機械製図、機械設計製図、シーケンス制御実習、機械制御などの実習を担当しています。

・対外的な活動、貢献している分野 

対外的な活動として、技能競技大会(WorldSkills、技能五輪全国大会、若年者ものづくり競技大会)の選手強化や機械製図、移動式ロボット職種の競技実施・運営および労働省・労働安全衛生総合研究所・中央労働災害防止協会が行う労働安全・機械安全に関わる事業に貢献しております。

 

国際・地域支援ユニット

専門分野は教育工学、英文学です。近年学びを支援する新しいテクノロジーやメディアが次々と出現しており、 本ユニットではそれらが学びの支援ツールとして有効かどうかという研究と、英語習得に関する研究及び英文学研究をしています。授業に関しては、技術・技能者が必要とする一般常識や社会認識の基礎知識、更には、グローバル社会を生き抜くために必要とされるコミュニケーション能力や語学能力習得を目標に、総合課程、および指導員養成や研修等で講義・演習を行います。総合課程1年次には全専攻の必修科目「英語I」「英語II」、「オーラル・イングリッシュI」「オーラル・イングリッシュII」、「地域研究」、 2年次には「英語III」「英語IV」、「ビジネス・コミュニケーションI」「ビジネス・コミュニケーションII」を担当します。

技術基礎ユニット
  • 工学系技術者全般が必要とする自然科学を基盤とし、数学(特にRadon変換、偏微分方程式)、物理・化学(特に地球環境化学、地球学、物理探査学、都市地盤構造学、応用地質防災学)および塗装などの教育訓練および研究を担当しています。
  • 総合課程では基礎教育科目の数学・物理学・化学分野の講義・演習・実験や総合講義(分担)を、研究学域では生産工学共通科目の数理工学特論や応用物理学特論を担当しています。さらに、技能・技術実践研修では最新の研究成果に基づくコースを展開しています。
  • 当校のユニット研究や科学研究費助成を受けた研究の成果は、各分野の学協会の論文誌や研究集会等で公開しています。また、地域でのアウトリーチ活動として、子供たちへのものづくり教室の実施や、まちづくり活動にも参画しています。
技能分析ユニット

技能分析ユニットでは、職業大が関わっている技能競技大会において、技能・人材育成に関する調査を実施し、「ものづくり技能」の習熟過程の解明に向けた研究を推進しています。また、競技職種に共通するアンケートの作成、集計、分析も担っており、他ユニットが実践している技能科学研究の支援なども行っています。

職業能力開発原理ユニット
  • 職業能力開発の目的・意義・あり方および職業能力開発実践の指標となる原理・原則に関する研究を行うユニットです。
  • 職業訓練指導員の養成に関する分野を担当しています。職業能力開発に関する歴史や法律から職業訓練が社会に及ぼす影響まで、そして理論をベースとした実践的な訓練を考える方法まで、様々な講義・演習の担当をしています。
  • 働く個人とその環境(労働市場、産業等)の状況並びに職業能力開発のための法律や制度等の情報収集と検討、職業能力開発現場の現状と問題点の発見と解決などを通じて職業訓練に貢献する活動をしています。
職業能力開発指導法ユニット
  • 人が良い人生を歩む大きな要素として、職業に就き働くことが欠かせません。学校や職業能力開発施設での学習は、そのための能力(職業能力)を身につける大切な機会です。職業に求められる能力は、仕事をこなすだけの能力ではなく、仕事を発展、進化させ、自らの職業キャリアを発展させ、こうありたいと願う自身の生活と調和させ豊かにする能力です。このような職業能力の形成を目指す学習者を支援するために、その能力がどのような能力で、どのような方法で学習を支援すれば良いのかを、時代の進歩に合わせて絶えず検討する必要があります。世界にはこうしたことを検討した多様な制度、技術があります。本ユニットではこうした制度や技術を調査・分析し、現実の職業能力開発の場に適用する技術の開発に取り組んでいます。
  • 各指導員養成課程の職業能力開発科目のうち、教育訓練の計画、教材開発、評価に関する科目を担当しています。
  • 特級技能検定の試験問題作成を担当する中央技能検定委員、各種業界(ビルメンテナンス業、造船業、林業など)や個別の企業の人材育成の仕組みづくりへの支援、職業能力開発の手法に関する書籍の作成・編集委員などで、対外的に貢献しています。
能力開発支援ユニット

受講者支援ユニットでは、人の理解や支援をキーワードに研究を進めています。そもそも人の支援を考えるとき、私たちは「その人をどのように理解できるのか」という問題を避けて通ることはできません。また、支援のあり方を考えるといっても、支援という営みが「支援をする/される」という固定的な関係を生み出してしまうことにも目を配る必要があります。
現代の日本社会では、格差・貧困、また障がい者や性的少数者、さらに移民のように、多様なマイノリティへの支援が叫ばれています。一方で、私たちの多くは、マイノリティが置かれた文脈を検討することなく、支援の方法やハウツーを求めてしまいがちです。そこで本ユニットでは、支援にまつわる様々な問題の究明を課題としながら、主として教育社会学、心理学、社会福祉学といった視点からそれぞれ研究を進めています。

キャリア形成支援ユニット

キャリア形成支援ユニットでは、人や組織、コミュニティに関する理解や支援方法をキーワードに研究を進めています。キャリア形成支援(職業能力開発)においては、仕事に就くことに焦点を当てた基礎的・汎用的能力の育成のみならず、社会の変化と共に多元化する能力の育成についても検討しています。
多元化する能力の育成に関する検討では、現在の社会システムにおける顕在的・潜在的問題を明らかにし、それら問題が発生するメカニズムを考察したり、それら問題の解決方法を検討したりします。解決方法には、さまざまな理論を用い、実証、実践はエビデンスベースで実施します。研究では、心理学、教育学、社会学などの専門知識を通して課題解決にあたります。

職業訓練コーディネートユニット

職業訓練コースの企画や運営を中心に、職業訓練コーディネート分野に関する研究を行っています。
また企業で働く方々に求められる職業能力の必要性に関する分析や、具体的な職業能力開発支援に関する研究を行っています。
教育訓練指導においては、主に指導員養成課程や総合課程において職業訓練コースの開発・運営に関する講義や演習を担当しています。
産業動向や技能・技術の進展を取り入れた、新たな職業訓練の枠組みに関する分野に関しても広く対応しています。

企業経営ユニット
  • ユニットの研究、専門分野について
    近年では顧客ニーズの多様化によって製品仕様が増えており、多品種少量生産に柔軟に対応できる生産マネジメントが必須になっています。このような課題に対して、企業経営ユニットでは、第四次産業革命の主要な課題であるマス・カスタマイゼーション(個別大量生産)に対応できる多様性管理の方向性を明らかにすることを目指しています。具体的には、多仕様製品を取り扱っても生産部品表の構成データが急増しないマスターデータの管理方法や、複雑な生産管理業務をAIにより簡素化する方法の研究を推進しています。
  • 本学における主な教育活動の担当分野
    職業訓練指導員及びプロセスイノベーターとして活躍するために必要となる経営管理や企画開発マネジメント、工場管理などの講義や演習を担当しています。さらに、生産マネジメント分野に関する開発課題・卒業研究(学士課程)や、職業能力開発研究学域(修士相当課程)における研究指導の実施、職業訓練指導員向けに生産管理やAI(深層学習)に関する研修を実施しています。
  • 対外的な活動、貢献している分野
    経営工学分野における学会活動、民間企業の方を対象にした生産管理に関する研修、製造ビジネスや生産管理に関する方法研究を通じて企業からの受託研究や競争資金に基づく課題解決に貢献しています。
品質・生産管理ユニット

 ものづくりには、製品を加工する直接的な技能・技術だけでなく、QCDの競争力が常に求められています。
 本ユニットでは、生産性を高めること、品質を高めること、をテーマとする研究を行います。すなわち、生産工学全般に必要となるテーマとして、品質管理・品質工学・品質保証に関する研究、品質を中心とする製品の設計・開発に関する研究、生産性を高めるための工程管理に関する研究、リスク管理等の科学的マネジメントの理論・手法に関する研究・開発、および、その結果の職業能力開発への応用・展開を実践します。
 総合課程、指導員養成訓練および研修課程においては、品質マネジメント分野の講義・演習を担当します。
 研究の方法として、データの解析活用が当然含まれており、今後整備される数理・データサイエンス・AI教育や第4次産業革命における生産性改革についても取り組みます。