研究活動
【重要なお知らせ】令和7年度入学生から専攻名称が変更となります。詳しくはこちら
研究ユニット
建設施工・構造評価(RC)ユニット
ユニットの概要

建設施工・構造評価ユニットは、主に鉄筋コンクリート造建物の施工と安全な建物を作るために必要な教育・研究を行っています。
講義では、鉄筋コンクリート構造や構造力学、建築物の維持保全を担当しております。実習では、施工図と呼ばれる実際の鉄筋コンクリート造の建物を作るための図面の作成や右側の写真にあるような建物を、学生自らの手で建築します。この実習を通して、講義で学んだ建物の構造や施工法を体験しながら習得すると同時に、建設業で必要な多くの要素を調整する能力を身につけます。研究では、人材不足が懸念されている建設技能者の育成のため教材作成や、鉄筋コンクリート建物の構造物全般の性能評価を実施しています。
ユニットの担当分野
鉄筋コンクリート造施工実習,構造解析,施工図、積算
主な研究テーマ
- VR,AR技術を活用した技能者育成に関する研究
- 鉄筋コンクリート造の構造(耐震性能・解体)に関する研究
- フライアッシュの利用拡大に関する研究
- RC構造体を対象とした施工教育に関する研究
学生20名が鉄筋の継手の作業資格を取得しました。
12月2日は「鉄筋をつなぐ」をテーマに、外部講師を招いて建設現場で使用されている代表的な2種類の継手の施工法を学習しました。1つ目は、機械式継手(技術指導:東京鉄鋼(東京都))です。この工法はネジ状となっている特殊な鉄筋を使用し、火を使わずに繋ぐことができます。現在、高層建築などに多く用いられている手法です。学生20名は、この体験を通じて建設現場で使用できる継手作業資格(4種類)を取得しました。同時に、在来工法の一つであるガス圧接も体験しました。(技術指導:タツミ圧接 有限会社(埼玉県))です。鉄筋組立に関する技術指導は、共同組合東京鉄筋工業協会にご協力いただきました。
この模様は、日刊建設新聞の取材も受け、12/12に掲載されております。
