研究活動
【重要なお知らせ】令和7年度入学生から専攻名称が変更となります。詳しくはこちら
研究ユニット
企業経営ユニット
ユニットの概要
- ユニットの研究、専門分野について
近年では顧客ニーズの多様化によって製品仕様が増えており、多品種少量生産に柔軟に対応できる生産マネジメントが必須になっています。このような課題に対して、企業経営ユニットでは、第四次産業革命の主要な課題であるマス・カスタマイゼーション(個別大量生産)に対応できる多様性管理の方向性を明らかにすることを目指しています。具体的には、多仕様製品を取り扱っても生産部品表の構成データが急増しないマスターデータの管理方法や、複雑な生産管理業務をAIにより簡素化する方法の研究を推進しています。 - 本学における主な教育活動の担当分野
職業訓練指導員及びプロセスイノベーターとして活躍するために必要となる経営管理や企画開発マネジメント、工場管理などの講義や演習を担当しています。さらに、生産マネジメント分野に関する開発課題・卒業研究(学士課程)や、職業能力開発研究学域(修士相当課程)における研究指導の実施、職業訓練指導員向けに生産管理やAI(深層学習)に関する研修を実施しています。 - 対外的な活動、貢献している分野
経営工学分野における学会活動、民間企業の方を対象にした生産管理に関する研修、製造ビジネスや生産管理に関する方法研究を通じて企業からの受託研究や競争資金に基づく課題解決に貢献しています。
ユニットの担当分野
経営工学、生産マネジメント、ビジネスモデル、生産プロセスの統計的分析
教員
- 教授 平野 健次 生産管理系
主な研究テーマ
近年の顧客ニーズの多様化により、多品種少量生産が求められています。多品種少量生産を進めるにあたっては、製品マスター(製品の品目一覧と構成に関する情報)のデータ管理に注意を払う必要があります。
企業経営ユニットでは、製品を多様化しても構成データが飛躍的に増加しないための方法を研究しています。そして、これからの生産方式と言われるマスカスタマイゼーション(個別大量生産)に対応できる多様性管理の方向性を明らかにすることを目指しています。
<テーマ1> 多仕様製品を考慮する統合工程部品表や生産管理方法に関する研究
<テーマ2> 深層学習を用いたチャットポットや製品仕様の推奨方法に関する研究
<テーマ3> 製造ビジネスの設計・改変過程の分析に関する研究