大学校案内
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教員紹介
田中 剛Tanaka Tsuyoshi
【教授】基盤ものづくり系/技能DXユニット
学位 | 首都大学東京 博士(工学),2019 |
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学歴 | 首都大学東京大学院システムデザイン研究科修了,2019 東京工業大学大学院理工学研究科情報工学専攻修士課程修了,1995 東京工業大学電気電子工学科集積システムコース卒業,1993 (日立製作所 1995/4-2023/3) |
メールアドレス | t-tanaka[$]uitec.ac.jp |
専門分野 | データサイエンス,データ工学,計算機システムの性能評価,計算機アーキテクチャ |
ユニット研究と教員研究の関連性
本ユニットで推進する計算機応用技術分野の研究のうち、特に計算機上で稼働する機械学習技術を活用して知識ベースを構築する技術の研究、その知識ベースを活用する研究、データサイエンス・プロジェクトの一連のプロセスを学ぶ教材に関する研究を担当
私の教育方針
技術の使い方の習得ではなく、技術が生まれた背景や技術の原理・原則から紐解いて理解できる人材の育成
主な研究実績等
1)主要論文
- 学術論文等
■ 松本茂紀, 中川弘充, 原田邦彦, 田中剛, データサイエンティスト活動を高付加価値化するフレームワーク, 電子情報通信学会誌, Vol.105 No.10 pp.1235-1240 2022年10月.■ Yuya Isoda, Atsushi Tomoda, Tsuyoshi Tanaka and Kazuhiko Mogi, POMVCC: Partial Order Multi Version Concurrency Control, International Journal on Advances in Software, issn 1942-2628, vol. 11, no. 3 & 4, year 2018, Page 452-465.■ 田中剛, 石川博.ジョイン方式選択の精度向上を目指したデータベース問合せ処理における CPU 処理コスト計算方法. 電子情報通信学会論文誌 D, 2017, 100.4: 485-499.■ 藤原 真二, 茂木 和彦, 田中 美智子, 田中 剛, 合田 和生, 喜連川 優, TPC-Hベンチマークの100TBクラスを用いた商用アウトオブオーダ型データベースエンジンの評価と同クラスへの世界初登録, 日本データベース学会和文論文誌, Vol. 13-J, No 1: 46-51, 2014年10月.■ 藤原英二, 田中剛, フォールトトレラント連想メモリ, 電子情報通信学会論文誌 D, 1994, 77.2: 165-174. - 本校論文
- 学会発表・講演等
■ Ryoga Sato, Yusuke Takamori, Kenji Terada, Masaki Endo, Tsuyoshi Tanaka, Shigeyoshi Ohno, and Hiroshi Ishikawa, Estimating the Best Time to View Cherry Blossoms by Time Series Forecast using Natural Language Processing Tas, 17th International Workshop on Informatics (IWIN2023), 2023 Sept.■ Asahi Iha, Kenji Terada, Masaki Endo, Tsuyoshi Tanaka, Shigeyoshi Ohno, and Hiroshi Ishikawa, Relation between theTtime-series Forecasting Methods and the Best Times to See Cherry Blossoms Estimation, 17th International Workshop on Informatics (IWIN2023), 2023 Sept.■ 船矢祐介, 田中剛, 竹内理, 末永晋也, 多田泰之, 分割管理されたグラフデータの境界データ統合技術, 第 15 回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM2023), 2023年3月.■ 松本茂紀, 中川弘充, 原田邦彦, 田中剛, データ分析プロジェクトにおける合理的な顧客提案へのナレッジグラフ活用, 第 14 回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM2022), 2022年3月.■ 濱本敬大, 田中剛, 複数顧客に向けた共通の予測モデルの精度向上手法の検討, 第20 回情報科学技術フォーラム(FIT2021), 第2分冊, pp.473-474 2021年8月.■ 石井陽介, 水野和彦, 田中剛, データ分析支援のための匿名化データ候補自動作成支援機能の検討, 第13回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2021), 2021年3月■ 水野和彦, 柳沢恵美子, 石井陽介, 田中剛, バックアップデータを容易かつ迅速に活用するためのデータ活用ポータルの開発, 第12回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2020), 2020年3月.■ Ling Zhou, Tsuyoshi Tanaka and Daisuke Tashiro, Data Similarity Estimation for AI Model Reuse, 第12回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2020), 2020年3月.■ Tsuyoshi Tanaka and Hiroshi Ishikawa, Measurement-Based Cost Calculation Method Focusing on CPU Architecture for Database Query Optimization, The 11th International Conference on Management of Digital EcoSystems (MEDES’19), 2019.11.■ Tsuyoshi Tanaka and Hiroshi Ishikawa, Evaluation on Applicability of Measurement-Based Join Cost Calculation Method Using Different Generation CPUs, The 18th IEEE International Conference on Computer and Information Technology (CIT-2018) pp. 1894-1901 (2018).■ Tsuyoshi Tanaka and Hiroshi Ishikawa, Measurement-based Cost Estimation Method for Multi-Table Join Operation in an In-Memory Database, International Journal on Advances in Software, issn 1942-2628, vol. 10, no. 3 & 4, year 2017, Page 459-476.■ Tsuyoshi Tanaka and Hiroshi Ishikawa, Measurement-based Cost Estimation Method of a Join Operation for an In-Memory Database, The Ninth International Conferences on Advances in Multimedia (MMEDIA 2017), 2017.4.■ 田中剛,石川博, ジョイン方式選択の精度向上をめざしたデータベース問い合わせ処理におけるCPU処理コスト計算方法の検討とその評価, 第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2016), 2016年3月[最優秀論文賞受賞].■ 田中剛,石川博,CPUアーキテクチャ考慮した性能モデルの導入によるデータベース高速化のためのコスト計算精度向上,電子情報通信学会技術研究報告 コンピュータシステム(CPSY),115(399), 67-72, 2016-01-19.■ 礒田有哉, 友田敦, 牛嶋一智, 田中剛, 上村哲也, 花井知広, 青木英郎, 山本祐介, スケールアップ指向のインメモリデータベースエンジン開発, 第14回情報科学技術フォーラム(FIT2015)講演論文集, 第2分冊, 151–158, 2015-08-24.■ 藤原真二, 茂木和彦, 田中美智子, 田中剛, 合田和生, 喜連川 優, TPC-H ベンチマークの 100TB クラスを用いた商用アウトオブオーダ型 データベースエンジンの評価と同クラスへの世界初登録, 第6回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM Forum. 2014), 2014年3月.■ 田中剛, 川本真一, 上原敬太郎, クラウドコンピューティング基盤のための統合運用管理技術の提案, 電子情報通信学会技術研究報告 コンピュータシステム(CPSY), 111(255), 91-96, 2011-10-14.■ 水野和彦, 上原敬太郎, 吉澤政洋, 田中剛, 沖田英樹, 垂井俊明, 直野健, SE行動分析表による管理業務の解析と評価, 情報処理学会 研究報告インターネットと運用技術(IOT)2011-IOT-12, 27, 1-6, 2011-02-21.■ 上原敬太郎, 水野和彦, 田中剛, 垂井俊明, 仮想環境統合モニタリング技術の開発と評価, 情報処理学会, 第3回 インターネットと運用技術シンポジウム (IOTS2010), 97 – 104, 2010-12-02.■ Tsuyoshi Tanaka, Toshiaki Tarui and Ken Naono. "Investigating suitability for server virtualization using business application benchmarks." Proceedings of the 3rd international workshop on Virtualization technologies in distributed computing (VTDC'09). 2009.■ 田中剛, ビジネスインテリジェンス系ベンチマークによる Itanium2 搭載サーバHA8500/630の性能検証, 情報処理学会研究報告. EVA, [システム評価] 11, 43-48, 2004-11-04.■ 田中剛,藤原英二,フォールトトレラント連想メモリの構成方法,電子情報通信学会技術研究報告 ウェーハスケール集積システム, WSI93-2, 1993.
2)著書
3)受賞
■ 第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2016)最優秀論文賞、田中剛,石川博, ジョイン方式選択の精度向上をめざしたデータベース問い合わせ処理におけるCPU処理コスト計算方法の検討とその評価, 第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2016), 2016年3月
■ "The Ninth International Conferences on Advances in Multimedia (MMEDIA2017), Best Paper Award, Tsuyoshi Tanaka and Hiroshi Ishikawa, Measurement-based Cost Estimation Method of a Join Operation for an In-Memory Database, The Ninth International Conferences on Advances in Multimedia (MMEDIA 2017), 2017.4"
■ "The Tenth International Conference on Advances in Databases, Knowledge, and Data Applications (DBKDA2018), Best Paper Award, Yuya Isoda, Atsushi Tomoda, Tsuyoshi Tanaka and Kazuhiko Mogi, Partial Order Multi Version Concurrency Control, The Tenth International Conference on Advances in Databases, Knowledge, and Data Applications (DBKDA 2018), 2018.5"
4)特許(知的財産権)
■ 田中剛, 竹内理, 故障ツリーを生成するシステムおよび方法, 特願 2023-047068.
■ 船矢祐介, 末永晋也, 竹内理, 田中剛, 多田泰之, グラフ統合システム及び方法, 特願2022-099136.
■ 松本茂紀, 中川弘充, 原田邦彦, 田中剛, データ分析要件定義支援装置およびデータ分析要件定義支援方法, 特願2021-153067, 特開2023-44938.
■ 濱本敬大, 田中剛, 田代大輔, 学習モデル構築システムおよびその方法, 特願2020-73327, 特開2021-170244.
■ 周玲, 田中剛, 濱本敬大, モデルを再利用する方法, 特願2020-000303, 特開2021-110974.
■ 田代大輔, 田中剛, 渡辺聡, モデルの予測根拠開示システム及びモデルの予想根拠提示方法, 特許第7145059号, 2022年9月21日.
■ 周玲, 田代大輔, 田中剛, 学習データの精錬方法及び計算機システム, 特許第7141371号, 2021年9月13日.
■ 田代大輔, 田中剛, データ統合支援システム及びデータ統合支援方法, 特許第06655582号,2020年2月5日.
■ 田代大輔, 田中剛, 渡辺聡, モデルの予測根拠開示システム及びモデルの予想根拠提示方法, 特許第7145059号, 2022年9月21日.
■ 田中剛,竹内理,青木英郎,礒田有哉,分散データベースシステム、及び、分散データベースシステムの管理方法,特許06405062,2018年9月21日
■ 竹内理,青木英郎,田中剛,礒田有哉,データ処理システム及びデータ処理方法,特許第06227841号
■ 花井知広,牛嶋一智,田中剛,青木英郎,友田敦,インデクスツリーの探索方法及び計算機,特許第06188607号
■ 川本真一,田中剛,仮想計算機の制御方法及び管理計算機,特許第05691062号
■ 田中剛,上原敬太郎,川本真一,計算機のモニタリングシステム及びモニタリング方法,特許第05568776号
■ 上原敬太郎,田中剛,鈴木宣哉,山本泰,計算機モニタリングシステム及びプログラム,特許第05448083号
■ 沖田英樹,吉澤政洋,田中剛,垂井俊明,仮想ネットワーク管理サーバ及びネットワークシステム,特許第05254914号
■ 水野和彦,直野健,垂井俊明,田中剛,環境構築支援用の管理計算機、情報処理システム、及び環境構築支援方法,特開2010-282486
■ 垂井俊明,田中剛,水野和彦,直野健,性能モニタリングシステム、ボトルネック判定方法及び管理計算機,特許第05428075号
■ 鵜飼敏之,田中剛,安井隆,ファイル入出力方法,特許第05241550号
■ 鵜飼敏之,田中剛,ストレージシステムの消費電力を削減する計算機システム及びその制御方法,特許第05207367号
■ 田中剛,村上祥基,ハードウェアモニタを用いた性能評価システム及び再構築可能な計算機システム,特許第04839164号
■ 田中剛,上原敬太郎,村上祥基,一定の応答時間を保証する計算機システム,特許第04407445号
■ 對馬雄次,田中剛,上原敬太郎,濱中直樹,情報処理システム,特許第04038147号
以上の他 国内特許4件、米国特許13件、国内出願中7件、米国出願中6件
5)開発教材
6)資格
■Professional Management Professional(PMP)® (PMP® Number 1204922)
活動
1)学会活動
■ 電子情報通信学会正員,1993-
■ 日本データベース学会正員 2000-
■ IEEE会員 2024-
■ IEEE会員 2024-
■ 情報処理学会論文誌データベース(TOD)編集委員.2019-2023
■ 東京都立大ソーシャルビッグデータ研究センターセンター員,2020-
■ 電子情報通信学会データ工学研究会専門委員, 2020-
■ 電子情報通信学会学会誌編集委員WG・A 2021-2023
2)職業能力開発
現在の研究・技術開発テーマ等
■機械学習技術を活用しマルチモーダルな情報ソース(技能指導書等)から知識ベースを構築する研究
■電子回路部品の実装の正確さを評価するAIの研究
■データサイエンス・プロジェクトの一連のプロセスを学ぶ教材に関する研究
■知識ベースの高速処理方法の研究
■知識ベースの高速処理方法の研究
科研費採択課題
■令和6(2024)年度基盤研究(C)(一般):組織に蓄積された訓練情報を活用した訓練項目・達成指標抽出システム技術の開拓